今日は久々に不動産競売についてお話します。
不動産競売は、名前や仕組みについてご存知の方も多いと思いますが、実際に参加した事がある方は少ないでしょう。
不動産の競売は、裁判所が行います。どんな不動産が競売に付されるかは、新聞や、最近はインターネットでも確認することが出来ます。
さてこの競売、一見してみると非常に安い金額がつけられています。まさに激安です。
これは何故かというと、そもそも競売にかけられる不動産の評価は、その価値をそのまま掲載しているのではなく、通常の評価の60%にしているからなのです。
つまり、『競売』というだけで不動産の評価は40%の減額がなされているのです。
これは、
『不動産の内部をじっくり見ることが難しい』とか、
『売主の協力を得ることが難しい』とか、
『引渡の際に法的手続きが必要になる可能性が高い』
など、通常の不動産売買とくらべ、不都合な部分が多いからという事で減額がなされるのです。
では、その辺りさえ目を瞑れば良質な不動産を安く手に入れることが出来るのでしょうか?
次回はその辺りをお話したいと思います。

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