前回「次は明日か明後日です」と言いながらも全く日記を更新しなかった超すっとぼけ犬です。
ちょっと関東の方へ遠征しておりました。現在のような不況時に「不動産屋が何をやるべきなのか」を学んできたのですが、その内容についてはいつか公表する時が来た時に発表致します。(今はまだその時ではありません)
さて、本題に入りましょう。
前回、不動産を売却する時の4つの選択肢を書きました。一つずつ検証していきましょう。
@自分で買い手を探す。
この方法は一番費用がかからない方法です。よくあるケースは「近隣の人に買ってもらう」「知り合いの人に買ってもらう」などがあります。
勘違いされている方もいらしゃいますが、自分の家を自分で売るのには何ら免許(宅地建物取引主任者資格)は必要ありません。自分で買い手を見つけ、価格交渉をし、契約書を作成すれば良いのです。
しかし。
双方に相当の信頼関係とそれなりの知識(不動産や法律、税金など)がないと、スムーズにいくかどうかは心配です。契約の時は良くても、後でいろいろな問題が発生することもあります。
問題はここなのです。取引は誰でもが出来るのです。ただ、後々までそれで安心かという点では、この@の方法はトラブルになる恐れが大きいのです。
例えば
・契約時はその価格で双方納得していたが、後から調べると近隣の相場からかけ離れた数字になっており、一方が契約の無効を主張してきた。
とか
・古い建物付きの土地を買って、それを壊して建て替えするつもりだったが、実は市街化調整区域内の土地であって建て替えが出来なかった。
とか、具体例をいちいち書くのが面倒なくらいたくさんのトラブル要因が存在します。
しかし、一番の要因はそこではありません。これらは、相手がプロである「不動産業者」であってもごくまれにではありますが起こりうることです。
では、その時誰に損害を補償してもらえば良いのでしょうか?個人を相手に、その被った損害を全て補償してもらえるのでしょうか?
次回はこのあたりから書いていきたいと思います。それではまた、明日か明後日(か来週中)にお会いしましょう。それでは!!

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