私が子供の頃に食べたという思い出はありませんし、そういう風習があること自体、知ったのは本当にここ数年です。
こう考えると、こと「富山県」に限定すると、こんな風習は一般的ではなかったと思うのですが・・・。
まあ、それは、こっちに、置いといて。
先日の続きです。住宅売却の話でしたね。で、いつも話が長くなるので今回は簡潔に結論から行きます。私が昔からよく相談される事例はこんなのが多いです。
1.不動産業者に査定を依頼する
2.「時価」を出してもらう
3.「時価」よりも少し(時にはたっぷりと)高い価格で販売を開始する
4.買い希望客から値下げ交渉があると、少し価格を下げて売却交渉をする
5.が、結局価格交渉が上手く行かず、「とりあえず今回は保留という事で・・・」となる
6.何人か問い合わせがあるものの、常に「価格交渉」で話が決まらない
7.その間、何回もチラシを撒く
8.物件に興味がある買い希望客も「まだ売れないのか」と思い始める
9.買い希望客が「いつか値下げするかも」と思い始める
10.販売業者も業を煮やし、「値下げしてはどうか」と言ってくる
11.しようがないので、値下げした価格でチラシを撒く
12.買い希望客は「やっぱり下がった。でも、もうちょい待てばもっと下がるんじゃないか?」と思い始める
13.何回もチラシを撒いているので新鮮味が薄れ、問い合わせ客も激減する
14.「売れ残り感」が出て、購入しづらくなる
15.はあ・・・(ため息)
16.で、ようやく当社に「買い取り」の相談が来る
・・・という感じです。全て「最初の価格設定が高すぎる」事が原因です。で、こういう経過をたどった物件は、最初の「査定額」を大幅に下回った金額で売却される事になります。
ではこうならないようにするにはどうすれば良いか?「適正な価格で販売を開始する事」です。「出来るだけ高い金額で売りたい」と欲をかいては逆に損してしまう可能性が高いです。
現代は「情報化社会」です。買い手も、大体の「相場」は分かるんです。「買い手」をバカにしてはいけません。
という事で今日の結論。
正直爺さんは「得」をする。欲深爺さんは結局「損」をする。
名付けて「花咲か爺さんの法則」!!!
以上、さよならっ!!