2014年01月16日

物件の値引きについてぶっちゃけましょう。

こんにちは。「忙しい」と絶対に口にしない男・高野です。







突然ですが、我々にとっての「商品」とは「不動産」です。まあ、厳密にいえば「サービス」や「知識」「情報」「ノウハウ」なども商品なのですが、分かりやすく言えばやはり「不動産」です。








なんたって「不動産屋」ですからね(笑)







しかしこの「不動産屋」という呼び方。本来はあまり良くない呼び方らしいですね。業者の中でも「不動産業者と呼んでいただきたい!」という方もいらっしゃるとかいないとか。










やはり「仕事人」としては「どう評価されているのか」というのは気になる部分で、その「評価」というのは「呼び方」にも現れるものですから、気になると言えば気になるでしょう。が、それはさておき。





今日は値引きの話です。







ところで、「商品」というからには「品質」が問題なのは当然ですが、私が一番問題だと思っているのが「品質と価格のバランス」です。










例えば、どんなに気に入った場所で、どんなに気に入った建物であっても、我々一般庶民からすると、「1億円の豪邸」というのは、中々買えないわけです。(勿論余裕で買える人もいます。いいですね・・・)









ではその物件が、1億円という価格がネックとなり、全く売れないとします。ここで私が思うに、「売れない」という事は「商品ではない」という事なのです。











ですから、例えばその物件が8,000万円で売れる物件なら、8,000万円に落として初めて「商品」となるのであって、8,000万円の価値しかないのに1億円の価格を付けているのは、「本気で売る気がない」つまり「商品になっていない」という事なのです。










弊社は、いつも言ってますが「値引き」はしません。また、他の業者さんに対しても「根拠のない値引き」は強要しません。










が、根拠があれば、どちらもやります。その根拠が何なのかは、長くなるので今回は書きません。ただ一つ言えるのは、弊社が売主の場合は、「根拠のない価格」「売れない価格」での販売はしません。つまり「ちゃんとした商品」にしてから販売しているわけです。












しかし、世の中には「商品になっていない物件」が、結構あります。ここは重要です。何故商品になっていないのかというと、結局「品質と価格のバランスが取れていない」という事です。具体的に言うと、「価格を下げれば」商品となるのです。












世の中に「値引き」という制度があるのは、「商品じゃないモノを商品にする」という必要性があるからなのです。









ただしこれも繰り返しますが、「商品」となっている場合は値引きは出来ないですし、する必要性もないわけです。











ここをしっかり見極めないと、失敗したり、恥をかいたり、人に嫌われたりします(笑)











なんとなく伝わりましたかね?値引きは、結構デリケートな部分ですので、気になる方はまた別の機会に。今日はこの辺で。さようなら!
posted by 築30年未満専門の中古住宅売買人 at 18:07| 富山 ☁| Comment(0) | 不動産屋のウラ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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