2014年03月10日

貰えるものは是非貰っておきましょう。すまい給付金と既存住宅かし保険

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「既存住宅かし保険」という制度をご存知でしょうか?詳しく書くとキリがないので勘弁していただきたいのですが、簡単に言うと「中古住宅を買って、何か問題があったら保険が適用される制度」という事です。簡単過ぎてスミマセン。





しかし、何でもかんでも保証されるワケでは無く、外部から雨水が侵入してくるような場合や、建物の構造上の問題のみです。







と言う事で、例えばガスコンロが壊れたとか電気温水器が壊れたとか、そういうものには適用されません。それらは建物の「付帯設備」という事になりますので、新品であれば「1年」といったような保証期間が設けられている場合もあります。が、それはともかく。






この保険、何が重要かというと、4月から始まる「すまい給付金の適用条件になっている」という事です。







すまい給付金は、以前もお伝えした事があるのですが、本年4月の「消費税増税」以降、消費税が課税される新築や中古住宅を購入した場合、その増税分を緩和する為に国から支給されるお金の事です。(これもごく簡単に書いてます)







金額は「10万円、20万円、30万円」と、8%時は最大30万円です。収入やその他の条件により金額は変わりますし、全く貰えない場合もあります。がとにかく。







中古住宅の場合「既存住宅かし保険」へ加入するなど「売買時に検査を受けている」住宅のみが、「すまい給付金」の支払い対象となるのです。逆に言うと、これらの要件に合致していない住宅を購入した場合、「すまい給付金」という恩恵を受ける事が、出来ないのです。









そしてこの保険、火災保険と異なり「どんな住宅にもかけられる」というものではありません。それなりの「住宅性能」を備えていないと、加入出来ません。まあ、当然ですよね。将来的に事故が発生しそうな住宅に保険加入を認めると、後々の事故に対応する為、保険会社が大損してしまう可能性もあります。









ですから、「一定の検査を行い、合格した住宅」のみがこの保険に加入する事が出来、そうした住宅のみが「すまい給付金」という制度を利用する事が出来るわけです。









という事で弊社も、この「既存住宅かし保険」の登録事業者になりました。








これに限らず、これからも「良質かつ安価な中古住宅を安心して」購入していただけるよう、色々と取り組んでいきたいと思っております。無理に応援して下さいとは言いませんが、是非温かい目で見守っていただければと思います。よろしくお願い致します!
posted by 築30年未満専門の中古住宅売買人 at 17:36| 富山 ☁| Comment(0) | 中古住宅お役立ち情報館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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