本当に、住宅ローンって、借りやすくなりましたよね。
この金融機関では、「年収と借入期間による借入可能額の目安」といった表を作っているのですが、それによりますと、例えば「年収300万円」の方の場合、最長40年で2300万円というのが借入可能額の目安なのだそうです。
ちなみに、35年で2250万円、30年で2040万円という事です。要するに、35年であれば、年収の約7.5倍もの金額を融資してくれるわけです。
私が住宅メーカーにいた当時(13年前)は、大体「年収の5倍」というのが一つの目安とされていました。
その場合、2250万円借りたいとしたら、「年収450万円」が必要だったわけです。
年収450万円と簡単に言いますが、中々のモノですよ。この額は。
金利についても、昔は3%台が多かったような思い出があります。
それが今や、短期だと0%台。長期でも1%台。なんでしょう、この低い金利は。
勤続も、昔は「3年」というのが目安でしたが、今は「1年」が主流で、今回私が見た資料の金融機関では「勤続1年未満の方も協議可能」という事になっており、諸事情を勘案して融資を審査してくれます。
なんということでしょう・・・
時代が変わったといえばそれまでですが、本当に、今は住宅を買いやすくなりましたよね。
賃貸も悪くないですが、「住まい」というモノは、借りていても買っても、結局はお金をかけないといけません。
「資産形成」という事を考えると、買った方が絶対得だと思いますが、まあ、これは人それぞれだと思いますので、無理強いはしません。
が、とにかく、住宅ローンが借りやすくなっているのは、まぎれもない事実です。「買うリスク」ばかり考えていると「買わないリスク」を被る事になります。しっかりご賢察下さいませ。