2013年08月17日

元サラ金営業マンの現不動産屋が、話題の「半沢直樹」を読んでみた!

こんにちは。代わり映えのない挨拶ですみませんが、相変わらず暑いですね。




暑いといえば、最近のテレビ業界では「あまちゃん」と「半沢直樹」というドラマがアツいのだとか。





両方、一回も見た事ありません。テレビ自体、あんまり見ないのですが、特に「ドラマ」は全く見ないんですよね。





しかし、世間で流行っているモノをただ「知らない」というのは、仕事人としては、良くありません。ということで、とりあえず「半沢直樹」の原作を読んでみました。





テレビドラマの嫌な所の一つは、「自分のペースで進めない」という所です。が、「本」で読むと、自分のペースで読めます。





で、読んでみました。結果的に、面白く、読みやすく、1日で読了してしまいました。面白かったので、現在「続編」を読み始めています。





ドラマの方は知りませんが、要するに「ナニワ金融道の銀行版」という感じですね。勿論、違う点は全く違いますが。








ストーリーとしては「自らの融資案件に対して組織から理不尽な責任追及を受けながらも、絶望的と思われた債権回収に正面(及び裏口)から挑み、起死回生を図ろうとする融資課長」のお話、といった感じです。






お金って、怖いですよね・・・。でも、もっと怖いのは「組織」ですね。組織の怖さは、一言では言い表せません。






半沢直樹は、ごく普通の(ちょっと優秀な)サラリーマンで、耐える所はしっかり耐えますが、吠える所は吠えます。組織の中で働くサラリーマンなら、誰もが似たような状況に逢った事があるでしょうが、基本的に「吠える」という選択肢はありません。「耐える」のみです。そして、それがイヤなら「去る」のみです。ですから、彼が吠える部分は、非常にスッキリします。






この、「耐えて耐えて・・・」「周到に準備を重ねた後に」「冷静に」吠えるのが良いですね。ただのハッタリや感情に任せたものではないのです。






皆様。社会にいる以上、吠えたい事は色々ありますが、まずは耐えましょう。そして、用意周到に準備を重ねた後に、冷静に吠えましょう。誠意には誠意を、悪意には悪意を。やられたらやり返す。それではまた。
posted by 築30年未満専門の中古住宅売買人 at 13:13| 富山 | Comment(0) | 不動産の闇と金融の影。これぞエッチュウ金融道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月14日

第三弾!不良債権はこうして生まれる!ローン地獄の真実!

こんにちは。

以前の続きです。

借金が出来なくなっても借金出来る方法、それが「不動産担保」です!と言い切った所からでしたね。

これはあくまで、その当時私が行っていたことであり、今現在も同じ形とは限りません。その間、色々な変化があったからです。

まず、お金を必要としている人が、不動産を所有しているか、所有していないかによってやり方は大きく違います。

不動産を所有している人であれば、その不動産に担保(抵当権・根抵当権)を設定すればokです。その対価としてお金を貸し付け、返済が出来なければ不動産を売却して返済にあててもらいます。

基本的に、住宅ローンもこういう考え方です。その人が住んでいる住宅に担保をつけておき、返済が滞るとその住宅を売却、あるいは差し押さえて競売にかけるという形です。

では、不動産を所有していない人はどうするのか?不動産が無ければ「不動産担保」にはならないはずですよね。

でも方法があるのです。続きは月曜日。

現在の順位は・・・?

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posted by 築30年未満専門の中古住宅売買人 at 11:47| 富山 🌁| Comment(0) | 不動産の闇と金融の影。これぞエッチュウ金融道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月22日

第二弾 不良債権はこうして生まれる!ローン地獄の真実!!

こんにちは。サボり魔です。

仕事はサボらないのですが、ブログはたまにサボります。そう言えば先日、当社のサボテンに花が咲きました。が、写真を撮ろうと思っていたら、もう無くなっていました。

花の命は短いですね・・・。

さて。

住宅ローンの話です。

何度も言いますが、私は以前「消費者金融」にいました。そこでの一番の仕事は「不動産担保による貸付」、第二の仕事が「債権回収」でした。

何らかの理由で借金をします。最初は「冠婚葬祭でどうしても今すぐお金が必要」というような理由が多いのですが、あまりに簡単にお金が手に入るので、「どうしても必要」ではない場面でも「お金を借り」てしまいます。「お金を借りる」という行為は一種の「中毒性」があるのかもしれません。

そのうち、返済の為の借金をする時期が来ます。

こうなると、返済の為の借金をどう返すかという問題にぶちあたり、結局その返済も借金で賄う時期が来ます。

こうなるともう「自転車操業」です。

この段階が続くと、もう「借入」は出来なくなります。どこも貸してくれなくなるのです。

ただし、この段階でもやり直しは効きます。それは、例えば思い切ってボーナスを全て返済に回すとか、車を売って返済に回すとか、定期を崩して返済に回すとかです。

要は「身を切る覚悟」が必要です。

「身を切る覚悟」で最も有効なのは「家族に相談する」です。

その時はつらいですが、家族全員で協力して返済したり、場合によっては弁護士や司法書士に相談して法的に整理する道も開けてきます。

が、ここで「身を切りたくない」場合、さらに借金できる方法があります。

それが「不動産担保」です。

この話、続きます。


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posted by 築30年未満専門の中古住宅売買人 at 10:13| 富山 ☁| 不動産の闇と金融の影。これぞエッチュウ金融道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月16日

不良債権はこうして生まれる。ローン地獄の現実!!

こんにちは。

今日は「住宅ローン」で不幸になる方法をお伝えしたいと思います。

何故「不幸になる方法」かというと、「幸せ」になる方法は千差万別、たくさんありすぎて書けないからです。では何故「不幸になる方法」が書けるのかと言うと、それは「不幸になる方法は2,3通りしかない」からです。

今日はこのうち、「住宅ローン」に特化してお話を進めていきたいと思います。

かつて、私はサラ金業界にいました。今回のお話は、「理論上」のお話ではなく、この時の「実際の経験」に裏打ちされたものです。「不幸になりたい人」「不幸になりたくない人」は是非お読みいただければと思います。

ぎゃあ!

仕事が入りました・・・。続きは明後日!!


ランキングです。

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posted by 築30年未満専門の中古住宅売買人 at 15:13| 富山 ☁| 不動産の闇と金融の影。これぞエッチュウ金融道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月12日

続。お金を返してくれないならご自宅を差し押さえいたします。

こんにちは。一日延滞しながらの投稿です。

今日の富山県は春らしい気候ですねえ・・・。こう暖かくなってくると、ドンドン「鬱」になっていく私です。

今日も先日に続き、「ツラく暗かったサラ金時代」のお話です。

「お金ないから返せない」の続きですね。

基本的に、お金は貸す側と借りる側、どちらが「強い」かと言えば、それは「借りる側」です。

「貸す側」ではないのです。「借りる側」です。

借り手は色々な法律で守られています。「貸す方」も「債権」という権利がありますので、当然色々な面で守られてはいるのですが、借りる方は「より強い権利」で守られています。

ナニワ金融道のように「借りた金返せや!」などとは口が裂けても言えません。

ウラ事情ですが、サラ金会社にも「査定」というものがあります。「査定」は、どちらかと言えば「回収」よりも「融資」のほうが重視されます。なにより怖いのは「クレーム」と「監査」

それなりの会社には「お客様相談室」というものが存在します。そこに「暴言を吐かれた!」などと「クレーム」が入ろうものなら・・・。

査定に響くのです。

監査も怖いです。

個人情報が書かれた書類、ここではちょっと書けませんが「ヤバい書類」ダメです。下手すりゃ「クビ」です。悪質な場合、退職金も貰えません。

でも!

恐れているだけでは仕事にならないのです。問題にならないようにしつつ、事件は解決していかなければならないのです!

・・・つい愚痴っぽくなりますね。


あんまり不動産と関係ないので、次回はちゃんと「不動産」あるいは「中古住宅」の事について書こうと思います。変わらぬご声援よろしくお願い致します。

決して変なことにはならないので、よろしくお願いいたしまーす。

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posted by 築30年未満専門の中古住宅売買人 at 15:26| 不動産の闇と金融の影。これぞエッチュウ金融道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月09日

お金を返してください。返していただけないなら、ご自宅を差し押さえ致します。

こんにちは。

久しぶりに「サラ金」のお話をしたいと思います。

春になると、私はつい昔の事を思い出します。基本的に楽しい事は思い出しません。桜が咲き、周囲が明るい雰囲気になってくるとどんどん「イヤな事」を思い出してしまう「鬱タイプ」の人間なのです。

今年はサラ金会社に入って満10年。ちょうど10年前、私はサラ金会社で日々泣きそうになってお仕事をしていたわけです。

朝出社します。下っ端なので一番早くに出社し、まずは掃除です。そのあと、先輩が出したゴミを処分します。

このゴミ、実は個人情報が満載のゴミです。10年前は「個人情報保護法」というものがなく、今に比べて個人情報に対する考え方が甘かったです。勿論、それなりにちゃんとした会社でしたので、そのような「ゴミ」は出したその日のうちにシュレッダーをかけ、内容がわからないようにするのが「原則」でした。

しかし、10年前はバカ忙しかったのです。先輩方の中で、前日のゴミをシュレッダーにかけずに帰られる方がいると、私のような下っ端が朝処分しなければならなかったのです。

それから帳票類の整理。毎朝本社からかどこか知りませんが、色々なデータが載った書類が機械から吐き出されます。20種類くらいあったような気がします。これを、それぞれ決められたファイルに綴じ、中でも重要なデータはスタッフ分をコピーして各スタッフに配布します。

この辺りで先輩方も出社します。

その後はコーヒーを作ります。作りますが、飲んでいる時間はありません。

この後、地獄の「電話督促タイム」です。

慣れると地獄でも無いのですが、最初のうちは怖くて怖くて・・・。

「もしもし、○○さんですか」

「そうだけど」

「今月のお支払がまだ確認できていないのですが・・・」

「あー、ない。無いから返せん」

絶句・・・

最初の頃、このセリフに感動した思い出があります。「ない。」なんと清々しく、正直なセリフでしょう!

しかし、返してもらわないと私が叱られます。


っと、時間です。続きは明日、か明後日!

まだランキングやってます〜

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posted by 築30年未満専門の中古住宅売買人 at 11:54| 不動産の闇と金融の影。これぞエッチュウ金融道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月20日

第二段!不動産の闇と金融の影(不動産担保編)

こんにちは。富山県高岡市の不動産会社、(有)ランド・プランで働くヒト、高野です。


昔は「ふくちゃん」の名前で書いていたので感じなかったのですが、自分の名前をいちいち出すのはなんか面映ゆいものです。


「笑っていいとも!」も、いつの間にかオープニングのタモリの歌が無くなってますし(何年前の話だ?)このブログでも次回からオープニングを省略します。ご了解いただけますようお願い致します。


さて。


本日は先日の「不動産の闇と金融の影」の続きです。


私はかつて某外資系金融会社に勤めていました。金融会社といっても、実際に私がいた部署は「消費者向け小口融資」と言いますか「サラリーマン金融」といいますか、俗に言う「サラ金」でした。


で、私が実際にやっていた仕事は、まず「債権管理」。返済が確認出来ないお客様に電話をしたり、訪問したり、お手紙を出したり、内容証明を出したり、訴状を出したりしてました。


実際、訴状を出して「給料の差押」までするという事はごくごく少なかったです。「給料の差押」は当然、「差し押さえる給料」が無ければ出来ません。つまり、どこの会社に勤めているかわからないと出来ないのです。


借入当初は勤務先がしっかりしていても、途中で勤務先が変わってしまえば「通常は」こちらでは把握できません。本人からの届出が無ければ「通常は」こちらではどうにも出来ないのです。(ただし、勤務先を調査する方法は別途ありました。いずれ機会があれば暴露しましょう)


「給料の差押」をあまりやらなかった分、「競売の申立」というのは良くやりました。一時はこればっかりやってノイローゼのような時期もありました。


「競売の申立」とは、正式には「担保不動産競売の申し立て」あるいは「強制競売の申し立て」と言います。


よく「担保にとられている」とか「担保に入っている」とかと言う事がありますが、正確に言えばこれは「資金の借り入れにあたって不動産に抵当権あるいは根抵当権などを設定している状態」の事を言います。


この「担保」を取ってないと競売が出来ないようなイメージがありますが、そんな事はなく、抵当権などが設定されていなくても「強制的に」競売を申し立てることも可能です。これが「強制競売の申し立て」です。


・・・


なんか固いですね。


果たしてこんなブログが面白いのだろうか・・・


まあ、ご興味のある方はまたお読み下さい。今日はちょっと固い話でしたのでこの辺で。続きはまたいずれ・・・


ランキングがとんでもないことに〜

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posted by 築30年未満専門の中古住宅売買人 at 14:24| 不動産の闇と金融の影。これぞエッチュウ金融道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月18日

不動産の闇と「街金融」の影。これぞエッチュウ金融道!@

こんにちは。富山県高岡市の不動産業、(有)ランド・プラン専務取締役・高野竜成です。


何も専務


今時こんな冗談をいう人もいないでしょうが、何を隠そう私こそが「何も専務」です。


射水市のオープンハウスですが、お陰さまでお申し込みいただきました。

ただし、当社では「早い者勝ち」制度はとっておりません。明日もオープンハウスを行いますし、今から申し込まれても十分にお買い上げいただく可能性はありますので、射水市で中古住宅をお探しの方はあきらめずにご来場下さい。


さて。


オープンハウスも一段落しましたので、今日はいつもの「中古住宅」「不動産」とは直接関係ないかもしれませんが、かつて私が経験した「街金融」の闇と影に迫ってみたいと思います。


実は不動産と「金融」とは密接に結びついています。

せっかくですので何回かシリーズでお伝えしていければと思っています。


「街金」と聞いて「私は関係ない」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、このシリーズを読んでいただければ実はそうではないことが分かると思います。


そもそも、私は不動産屋の端くれでもあり、行政書士として法律家の端くれでもあります。その私が何故「街金」を語らないといけないのか。


不思議に思う方もいらっしゃるかと思います。


「街金」にしても「不動産屋」にしても、昔からなんとなーく「怖い」存在と思われてきました。


「怖い」とは、「何をやっているのか良くわからない」「何をされるかわからない」「騙されるかも」というようなイメージです。


それはそうかもしれませんが、双方「住宅・土地」や「お金」といった「人間の生活にとって必要欠くことのできないモノ」を扱う存在です。


このような存在を「関係ない」と遠ざけてしまうのは誠に勿体無いと思います。


それでは次回より、私が5年間「街金」で経験した「不動産」と「金融」の本当のトコロをお伝えしていきたいと思います。よろしくお願い致します!


お陰さまでここまで来ました!ありがとうございます!!


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オープンハウス情報についてはホームページをご覧ください。
posted by 築30年未満専門の中古住宅売買人 at 16:09| 不動産の闇と金融の影。これぞエッチュウ金融道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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