恐ろしすぎます。
ちなみに、我々のような「不動産業」を営む時は、「宅地建物取引業」の免許を得なくてはいません。医師免許もそうなんですが、こういうのは、厳密ではないかもしれませんが「資格業」などと呼ばれます。
で、先日「行政書士会」からある調査書類が送られてきたのですが、そこで「兼業」の有無を問う欄がありました。そこには、弁護士や公認会計士、税理士に並んで、「宅地建物取引主任者」の文字が。
医師や弁護士なんかが一番分かりやすい例かと思うのですが、結局「資格業」は、他人の生命や財産を扱う重大な責任を負う仕事です。
「不動産業」も、一般の他の財産に比べ、高額でなんだか分かりにくい「財産」を扱う責任重大な仕事です。
それなのに・・・嗚呼それなのに・・・我々は「主任者」
他の士業が「士」で「サムライ」なのに、我々は「者(もの)」
「名前や資格なんかどうでも良い!とにかく実力が問題だ!」
というご意見もあろうかとは思いますが、いかに実力者であろうと、無資格のお医者さんに身を委ねるという事は、怖くてとても私には出来ません。
法律には色んな抜け穴があり、資格を持たなくても何やかやと仕事(=お金)にする方法はあるようですが、皆様には是非、正規の資格者をご利用いただきたいと思います。