2012年05月07日

あなたの家は大丈夫?竜巻の脅威と損害!そして富山は大丈夫?

こんにちは。

昨日は茨城で物凄い竜巻が発生し、甚大な被害が出ましたね。亡くなった方もいらっしゃいます。本当にお気の毒ですし、被害にあわれた方には心からお見舞い申し上げます。

さて。

画面で見るだけでも本当に恐ろしい竜巻ですが、この猛威から逃れるのは本当に難しそうです。いかに強い住宅を建てようと、やはり限界があります。残念ながら完全に被害を無くす事は不可能と思います。

頑丈につくってあっても、やはり木造や軽量鉄骨の住宅は「軽い」ので、ふきとばされる恐れがあります。ふきとばされてしまうと、室内でどう防御体制をとっていても人体への危険は避けられないでしょう。この対処法はこれから追跡調査しようと思います。

本日は、その竜巻の爪あと処理について考えたいと思います。

画面で見ると、竜巻により、住宅に様々な被害が発生しています。

軽いものだと、瓦がとんでいるもの、外壁の一部が剥がれているものなどがありますが、中には屋根がふきとんでいたり、家全体が倒れていたりするものもあります。

屋根の瓦修理くらいなら数万円で終わるのものもありますが、家が倒れたり飛ばされるるとそんなレベルの話ではなくなります。

そんな時は、やっぱり「火災保険」に頼らざるを得ません。

しかし。

「火災保険に入っていれば大丈夫」というものではありません。その中で「風災」も補償の対象となっているかどうかが問題なのです。

火災保険には、「火災・落雷・爆発」などの「基本保障」の他、水災や風災、雪災、地震などの各種リスクに関する保障があります。が、全てを対象とすると「保険料」が莫大な金額になります。

特に、風災は、瓦を補修したり、外壁を補修したり、窓ガラスや玄関扉を入れ替えたりする程度ですので、「火災」の損害と比べれば軽微な損害となることが多いです。(数千円から数十万というレベル)

そう考えると、「発生する可能性」と「その場合の損害額」及び「支払われる保険金」を考慮し、「支払う保険料」と比較検討して「損か得か」を考える必要が出てきます。

現在までは、私も「風災をつけるのは必ずしもお客様にとって”より良い保険”とは言えない」と思っていました。

しかし

最近の変な気候は何なんでしょう?

最近は富山でも竜巻や突風、大雪など天災が増えています。私も「過剰な火災保険はお客様の為にならない」という理念でやってきましたが、実際にあんな被害を見ると「この方たちの保険は大丈夫なのだろうか・・・」と心配になります。

今既に火災保険に入っている方でも、心配であれば保険の内容を変更する事は出来ます。

比較的「安全」と言われる富山に住む我々ですが、「災害対策とその後の再建方法」について、もっと真剣に考えなければいけないと改めて感じました。


現在のランキングです。かなりの低空飛行・・・

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posted by 築30年未満専門の中古住宅売買人 at 17:14| 火災保険の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月05日

今回の風の被害と火災保険

こんにちは。

ひどい風も一段落しました。皆様大丈夫だったでしょうか。

私の方は、特に自宅や物件などで被害はなかったのですが、嫁さんの実家に被害が出ました。

先程被害状況を見て帰ってきた所です。

今回のような「風」による被害は、火災保険で保障される場合があります。「火災保険」というと「火事」だけの損害を担保するようなイメージですが、風やひょう、雪などでの損害も保障される場合があります。

ということは、保障されない場合もあります。この辺りは保険証券で保障範囲をご確認いただければと思います。(特約で付けてあるパターン、逆に特約で外しているパターンなど色々あり、一言で説明できません)

損害についても、被害額が20万円以上ないと保障されないパターン、20万以下でも保障されるパターンがあります。

とはいえ、それなら何でもかんでも保険に入っていれば良いかというと、例えば被害額よりも毎年の支払額の方が大きいパターンもあります。

必要以上の保険に入っている方もたくさんいらっしゃいます。勘違いしやすい部分ですが、いくら大きな保険に入ろうと、実際の被害額が小さければ支払われる保険金は小さいものになります。

天災ですので、「いつ何時」「どんな」被害があるかは分かりませんが、発生の確率や想定される被害額を考慮し、適切な火災保険に加入される事をお勧め致します。

何が「適切か」となると個別の問題になるので難しいのですが、当社の中古住宅を購入される方には無料でご相談に応じております。

最後に。

火災保険も不動産も、非常に専門性が高い分野です。「周りの詳しい人」に相談してもなかなか前には進みません。

どちらも、まずは「信頼できる専門家」と相談することが重要です。

必ずしもこちらに相談される事はありませんが、少なくとも「業務」として行っている人に相談しましょう。変な失敗をしない為に。

ランキングまだやってます〜

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posted by 築30年未満専門の中古住宅売買人 at 16:42| 火災保険の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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