昨日は茨城で物凄い竜巻が発生し、甚大な被害が出ましたね。亡くなった方もいらっしゃいます。本当にお気の毒ですし、被害にあわれた方には心からお見舞い申し上げます。
さて。
画面で見るだけでも本当に恐ろしい竜巻ですが、この猛威から逃れるのは本当に難しそうです。いかに強い住宅を建てようと、やはり限界があります。残念ながら完全に被害を無くす事は不可能と思います。
頑丈につくってあっても、やはり木造や軽量鉄骨の住宅は「軽い」ので、ふきとばされる恐れがあります。ふきとばされてしまうと、室内でどう防御体制をとっていても人体への危険は避けられないでしょう。この対処法はこれから追跡調査しようと思います。
本日は、その竜巻の爪あと処理について考えたいと思います。
画面で見ると、竜巻により、住宅に様々な被害が発生しています。
軽いものだと、瓦がとんでいるもの、外壁の一部が剥がれているものなどがありますが、中には屋根がふきとんでいたり、家全体が倒れていたりするものもあります。
屋根の瓦修理くらいなら数万円で終わるのものもありますが、家が倒れたり飛ばされるるとそんなレベルの話ではなくなります。
そんな時は、やっぱり「火災保険」に頼らざるを得ません。
しかし。
「火災保険に入っていれば大丈夫」というものではありません。その中で「風災」も補償の対象となっているかどうかが問題なのです。
火災保険には、「火災・落雷・爆発」などの「基本保障」の他、水災や風災、雪災、地震などの各種リスクに関する保障があります。が、全てを対象とすると「保険料」が莫大な金額になります。
特に、風災は、瓦を補修したり、外壁を補修したり、窓ガラスや玄関扉を入れ替えたりする程度ですので、「火災」の損害と比べれば軽微な損害となることが多いです。(数千円から数十万というレベル)
そう考えると、「発生する可能性」と「その場合の損害額」及び「支払われる保険金」を考慮し、「支払う保険料」と比較検討して「損か得か」を考える必要が出てきます。
現在までは、私も「風災をつけるのは必ずしもお客様にとって”より良い保険”とは言えない」と思っていました。
しかし
最近の変な気候は何なんでしょう?
最近は富山でも竜巻や突風、大雪など天災が増えています。私も「過剰な火災保険はお客様の為にならない」という理念でやってきましたが、実際にあんな被害を見ると「この方たちの保険は大丈夫なのだろうか・・・」と心配になります。
今既に火災保険に入っている方でも、心配であれば保険の内容を変更する事は出来ます。
比較的「安全」と言われる富山に住む我々ですが、「災害対策とその後の再建方法」について、もっと真剣に考えなければいけないと改めて感じました。
現在のランキングです。かなりの低空飛行・・・
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