「○○の物件はここより築年数が新しかったのに、価格はここより安かった」
「○○の物件はここより面積が大きかったのに、価格はここより安かった」
「もうちょっと価格が下がったら買っても良いと思ってたけど、売れてしまった」
という事で、こらは全て「価格」がポイントになりますので、ここらで「不動産物件の価格の付けられ方」をお知らせしておこうと思います。
まず、「一般売主」の場合から。
と、このブログをいつも読んでいただいている人は分かると思うのですが、分からない方へご説明しますと、「売買物件」は、大きく分けて我々のような「不動産業者」が「売主」の場合と、「不動産業者以外の、一般の方」が売主の場合の2パターンがあるのです。
で、「一般売主」の場合ですが、基本的にこれは「売主の希望」という点が大きな意味を持ちます。
まあ、細かく言うと、この時点でも色んなパターンがあります。例えば「住宅ローンがある場合」「住宅ローンが無い場合」「その売主が、高い金額で購入していた場合」「その売主が、安い金額で購入していた場合」、その他「相続」という、ほぼ「無償」で取得していた場合でも違ってきます。
とにかく一つ言える事は、「売主にも色々な事情がある」という事です。ですから「この価格で売って欲しい」あるいは「この価格じゃないと売れない」という事情があると、「なんでこんなに高いの?」と思ってしまう事も、まああります。
ただ一方、逆に「安くても良いからさっさと手放したい」という「事情」がある時もあり、この場合は「なんでこんなに安いの?」という事が起きてしまいます。
この時の「なんでこんなに高いの?」「なんでこんなに安いの?」という判断材料となるのが「相場」というもので、ここが「業者売主」と「一般売主」の大きな違いになってきます。
ということで、この話、続きます。